帯は、大きく分けて3種類あります。

  • 袋帯
  • 名古屋帯
  • 半幅帯

    では、これらはどんな着物に組み合わせるのでしょうか?

    1、袋帯

    袋帯

    正装用の帯です。
    形は、表地と裏地を縫い合わせて二重になっていて、とても長いです。
    飾り帯や二重太鼓など、様々な結び方ができます。

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    1-1、組み合わせられる着物は?

    留袖、振袖、訪問着、留袖、付け下げ、色無地、小紋
    紬を除く、ほぼ全ての着物に締めることができます。

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    1-2、これも袋帯

    1枚の生地を筒状に縫い合わせて作った『丸帯』
    舞妓さんの衣装や、花嫁衣装に使われます。
    振袖や訪問着に合わせても豪華でステキですよ。

    筒状に織って作られた『本袋帯』
    昔は袋帯と言えばコレでしたが、今ではほとんど流通していません。

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    2、名古屋帯

    名古屋帯

    基本はお洒落用
    お太鼓になる部分は袋帯と同じ幅で、腰に巻く部分は袋帯の半分に仕立てられています。
    袋帯より長さが短く、二重太鼓が作れません。
    一重太鼓の「重ならない」イメージから喪服用に名古屋帯を用意する方もいます。

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    2-1、組み合わせられる着物は?

    喪服、訪問着、付け下げ、色無地、小紋、紬
    フォーマルからカジュアルまで締められる、と思われがちですが、実は、帯の柄によって格が変わり、合わせる着物も変わります。
    金糸・銀糸の使われた豪華な名古屋帯は訪問着や付け下げ、色無地に締めます。
    それ以外のものは、お洒落用として普段着の着物(小紋や紬など)に締めます。

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    2-2、これも名古屋帯

    袋帯と同じ方法で作られた『京袋帯』
    見た目は短い袋帯と言ったイメージです。
    長さは名古屋帯とほぼ同じで、二重太鼓は作れません。
    ですが、仕立てが袋帯と同じなので、格は名古屋帯より上になります。

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    3、半幅帯

    半幅帯

    ちょっとしたお洒落用、普段用に使う帯です。
    袋帯の半分の幅の帯です。『細帯』と呼ばれることもあります。
    素材が様々で、付け下げにも締められる錦織りや染めの格が高いものから、浴衣に合わせるポリエステル帯まで、色々あります。

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    3-1、組み合わせられる着物は?

    付け下げ、小紋、紬
    基本的に普段着用です。
    付け下げに合わせるのはとても珍しい(格合わせが難しい)ので、着物初心者は避けた方が無難でしょう。

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    4、まとめ

    「帯って、難しい・・・」と思うなら、これだけ覚えて下さい!

    • フォーマル⇒袋帯
    • セミフォーマル⇒名古屋帯
    • カジュアル⇒半幅帯

    シーンに合った帯を選べば、マナー違反になることはありません。

    マナー違反とされるのは、『フォーマルな帯がふさわしいシーンに、カジュアルな帯を使ってしまう』と言ったパターン。
    ドレスコードのあるレストランにスニーカーで行くようなイメージです。
    スニーカーに合わせる服はカジュアルになりますから、周りのお客様から浮いてしまいます。
    これはバツが悪いですよね。

    「着物の『格』はメンドクサイ」と思うかもしれませんが、「周囲の人の服装に合わせる」と考えれば、それほど難しくないと思います。

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